この本は、全日本吹奏楽連盟元理事長（故）酒井正幸氏が、東京豊島区立第十中
学校吹奏楽部と共に、吹奏楽界に多くの功績と多大なる影響を残した歴史を描いたも
のです。
年度別の出来事だけでなく、世界の吹奏楽、オーケストラ等の時代背景を検証し、そ
の時代に何があったのか、どのような方法で当時は出来なかったレガート奏法を完成
させ、ナンバーワンからオンリーワンへと十中サウンドを作りあげていったのかを分
析しています。
又、オペラ風に第1幕～第4幕、その他にインタビュー、３回の座談会（創部期、成熟
期、アメリカ招待演奏会）、チューニング方法も記載、203ページに纏めました。
OB,OGを始め多くの吹奏楽＆音楽関係者にお勧めの書です。

目　次（演目）

はじめに
プロローグ（序曲）
◎第１幕　　
＊○期（昭和〇〇年）は生徒３年次に活動した年
第１期（昭和３４年）～第６期（昭和３９年）まで
（創部期から全国大会優勝）
前奏曲（酒井先生の生い立ち～６期まで）
１期（昭和３４年）同年４月吹奏楽部創設
２期（昭和３５年）
３期（昭和３６年）
４期（昭和３７年）
５期（昭和３８年）
６期（昭和３９年）
　◎第２幕　
第７期（昭和４０年）～第１２期（昭和４５年）まで
（レガート奏法の完成から金賞）
前奏曲（７期～１２期までの全体像）
７期（昭和４０年）
８期（昭和４１年）
９期（昭和４２年）
１０期（昭和４３年）
１１期（昭和４４年）
１２期（昭和４５年）
　◎第３幕
　第１３期（昭和４６年）～第１８期（昭和５１年）まで
（５年連続金賞から招待特別演奏）
前奏曲（１３期～１８期までの全体像）
１３期（昭和４６年）
１４期（昭和４７年）
１５期（昭和４８年）
１６期（昭和４９年）
１７期（昭和５０年）
１８期（昭和５１年）
　◎第４幕
　１９期（昭和５２年）～２３期（昭和５６年）まで
（４年連続金賞からアメリカ演奏旅行）
前奏曲（１９期～２３期までの全体像）
１９期（昭和５２年）
２０期（昭和５３年）
２１期（昭和５４年）
２２期（昭和５５年）
２３期（昭和５６年）　　
＊１期から２３期までの名前は旧姓
◎課題曲について（前田光男）
＊座談会コーナー　
＊座談会の名前は現姓
◎創部期座談会（６名）
◎成熟期座談会（７名）
◎アメリカ招待演奏旅行座談会（８名）
◎東京都中学校吹奏楽連盟 ５０周年記念座談会
＊インタビュー
◎全日本吹奏楽連盟に於ける酒井正幸先生の功績について（近藤久敦）
◎豊島十中吹奏楽部のチューニングについて（前田光男）
◎西宮市立今津中学校吹奏楽部について（前田光男）
◎ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団について（前田光男）
◎八田先生の思い出（酒井正幸）
◎豊島区立第十中学校吹奏楽部について（音楽ライター　富樫鉄火）
◎「レジェンド」の上梓に寄せて（吉﨑英雄）
◎おわりに（前田光男）